- 2009年3月19日 18:02
- 宇宙
【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)吉富裕倫】国際宇宙ステーション(ISS)の若田光一宇宙飛行士(45)は18日午後4時40分(日本時間19日午前6時40分)、日本の実験棟「きぼう」でカエルの細胞を培養する実験を始めた。ISS滞在中に手がける実験の第1例。
若田さんは日本の筑波宇宙センターと交信しながら、スペースシャトル「ディスカバリー」で運んできたアフリカツメガエルの細胞を培養装置にセットした。
実験は、無重力状態と地上の重力を再現した状態の二つの異なる環境下で細胞を培養し、組織ができていく様子や遺伝子の働きの違いを調べる。謎の多い組織発生の仕組みの理解につながり、将来は臓器再生技術などに応用できる可能性がある。
実験に続いて若田さんは、ロボットアームを使った太陽電池の運搬作業に加わった。
地上から見守った古川聡宇宙飛行士(44)は「手順書にない点検をカメラで実施し、アーム先端の動作不良を見付けた」と称賛した。再操作の結果、不具合は解消されたという。
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